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緑野中学校区 4校PTA連携プロジェクト【CROSS ROAD】(クロスロード)開催!

今年は、平成30年豪雪から始まり、6月の大阪府北部地震、中国地方を中心とした平成30年7月豪雨、そして9月には関西空港に多くの人が取り残された台風に北海道地震と、自然災害が続いています。そんな中、今年の4校PTA連携プロジェクトで取り上げられたテーマは『防災』。今日はそのイベントのレポートです。


4校PTAの会長勢揃い

10月8日(月・祝)、緑野小学校体育館にて、二名の中野区地域防災担当の職員の方をお迎えし、前半は防災に関する座学が行なわれました。実際の震災や起震テストの動画・スライドを見ながら、「自助・共助・公助」の中でも自分で自分を守る「自助」について、家具の突っ張り棒の重要性、寝室の家具の置き方など、注意のポイントを教えていただきました。また、古い家屋が密集する中野区は、大地震になれば平成7年に起こった阪神淡路大震災と似たような状況が起こると予想されているとのこと。平成24年に試算された内容では、火災で焼失する家屋が中野区で7千戸以上、そして驚くべきは、その火元となりうるのは、わずか24戸!!つまり、「自助」で火元にならないような対策がとられていれば、災害も最小限に抑えられる、ということなのです。

 後半は、グループに分かれて、今回のメインイベントである災害対応カードゲーム「クロスロード」。内容は、グループリーダーが読み上げる震災に関するある事象について、「Yes」か「No」で答えるだけ。でも、なぜそう思ったのかを、グループ内でそれぞれ話すうちに、人には色々な価値観があることを思い知らされます。例えば、「震災から1ヶ月、冬の避難所で風邪が流行ります。母親として、貴方は子供を連れて半壊の家に帰りますか?それとも避難所に残りますか?」など、直ぐには答えられない問題ばかり。それらには「正答」はないけれど、常に想定して、有事にベストな判断ができるように鍛えておかなければいけないものなんですね。小学生のみなさんも、真面目に考えて発言していたことが印象的でした。

最後は大人用おんぶ紐の実践や、学校の備蓄倉庫の中身の見学など、半日たっぷり震災について考えさせられました。考えたくはないけれど、やっぱり備えあれば憂い無し。ずっしりした気持ちと、非常食のアルファ化米がお土産でした!

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