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PTA会長挨拶
緑野中学校保護者のみなさま、こんにちは。この度、令和6年度のPTA会長に就任いたしました荒井と申します。会長という重責を担わせていただくことになり、大変緊張しております。至らない点も多いかと思いますが、なにとぞご容赦ください。
昨今、各地でPTAを取り巻く状況が大きく変化しています。ニュースなどでも取り上げられているようにPTA活動についての是非を問うような話もよく聞こえて来るようになりました。そもそものPTAの成り立ちは生徒の学校生活がより良くなるために保護者側の意見を学校や行政に届けるのが役割でした。それは今でも変わっておらず、特に行政に対して保護者の立場で様々な改善要望や提案を行うことができる唯一の組織であることは、皆様もご存じかと思います。複数年に及ぶコロナ禍という特殊な環境により多くの制限を受ける中、受験生の負担を少しでも減らす試みとして始まった合同進路相談会などは、区内の中学校PTA連合発の取り組みとして行政への働きかけから実現しています。このように、子供たちがより良い学校生活を送れる環境を学校と一緒になって作っていくことができる組織の意味は大きなものだと思います。
活動自体は難しいことや面倒なことはあまりありません。小学校とちがい皆様にお手伝いいただく活動も年に数回です。また、地域とのつながりなどが持てる活動もあります。なにより、子供たちが学ぶ学校の環境や抱えている問題などが少なからず耳に入ってきたり、子供からだけでは得られない情報なども入ってきます。子供との距離が離れがちな中学という学年では、意外と役に立つことがあります。また、他の保護者の皆様とのコミュニケーションの場としても活用いただくことで、より多くの情報が得られると思います。
子供たちが多くの時間を過ごす学校という環境をより良くするために、保護者として少しだけ手助けできるチャンスを楽しみながら活動することで、学校のスローガンでもある「緑野力(Power of Midorino)」の一端を担うことができれば良いと考えています。それぞれのご家庭により事情は異なるかと思います。そんな中でも、ほんの少しだけお時間をいただき、子供たちへの手助けを保護者のみなさまが楽しみながら取り組めるように環境整備をしていきたいと思います。
なにとぞご協力のほど、よろしくお願いいたします。
令和6年5月吉日
令和6年度PTA会長 荒井 剛